ルメン・ラデフ ブルガリア共和国大統領日本訪問時のデシスラヴァ・ラデヴァ大統領夫人のプログラム
05 June 2025 News
2025年5月19～21日の間デシスラヴァ・ラデヴァブルガリア共和国大統領夫人はルメン・ラデフブルガリア共和国大統領の訪日の一環として次の活動やミーティングに参加しました。
19日、ラデヴァ大統領夫人は駐日ブルガリア大使館が主催した日本在住のブルガリア人と大使館所属の「ヴァシル・レフスキ」ブルガリア学校の子供たちとの交流会に参加しました。また、日本でブルガリアの民族音楽と舞踊を広めているグループ「KOGA」、「デテリーナ」、「PISMO」、「ナ・ホルツェ」やその指導者である入佐直人氏、石坂史郎氏、佐藤みゆき氏、ボグダン・ヴァグラロフ氏と会い、皆様のブルガリア民族音楽のパフォーマンスを楽しみました。
同じ日にラデヴァ大統領夫人は文化学園大学を訪問し、清木孝悦総長と会談し、現在ブルガリア大使館と文化学園大学が取り組んでいるプロジェクトや将来のイニシアチーブについて意見交換をしました。また文化学園服装博物館も訪問し、日本の着物の文化についてレクチャーを受けました。
同日の夕方に猪谷晶子日本・ブルガリア協会理事長が主催したワーキング・ディナーに参加しました。
5月20日に大統領夫人は渋谷区立幡代小学校を訪問しました。訪問中、ラデヴァ夫人は日本の教育制度の特徴や、日本の学校における教育取組について理解を深めました。６年生が「ソーラン節」で歓迎の踊りを披露し、ラデヴァ夫人は「KOGA」ダンスグループの皆様とブルガリア民族舞踊を教え、子供たちと交流しました。ラデヴァ夫人はブルガリアからの学校への特別な贈り物、悪霊を追い払う「クケリのマスク」をお土産として山本校長に贈りました。ダンスの交流と学校見学の後、大統領夫人は生徒たちと教室で給食をいただきました。当日の給食メニューはブルガリアの伝統料理が提供され、子供たちは大変喜んでいました。年内には渋谷区内の他の小中学校や幼稚園でもブルガリア料理の メニューが提供される予定です。
学校ではラデヴァ夫人は長谷部渋谷区長と伊藤教育委員長と面会し、すでに進展しているブルガリアとの協力関係の更なる強化について意見交換を行いました。
5月20日にラデヴァ大統領夫人は石破佳子日本国総理大臣夫人と懇談しました。懇談の前に両夫人は、生け花を通じた相互理解を促進しているいけばなインターナショナル東京支部の講師から生け花の歴史や文化的背景についての説明を受けつつ、実際にブルガリアの国花であるバラを使った生け花を体験しました。ラデヴァ夫人と石破夫人は両国の文化・教育交流分野における取り組みについて意見交換をし、その交流が他の分野でもブルガリアと日本の友好関係を発展させるための強力な基盤を作ることで意見が一致しました。
21日にラデヴァ大統領夫人は調布市にある神代植物公園を訪問し、公園では東京都建設局本木公園緑地部長、松井神代植物公園長、尾崎東京都都議会議員、調布市本田副市長、宮本調布市市議会議員や多くの公園と調布市関係の方々に迎えられました。ラデヴァ夫人は公園にブルガリアのダマスクローズを贈り、公園からはそのお返しに日本の「桃錦」ツバキをいただきました。
ラデヴァ夫人がブルガリア共和国大統領の訪日の一環として行った交流や会談を通じて、日本との協力関係、特に文化と教育の交流が活発になると期待しています。
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