12月15日と16日に東京都杉並区でブルガリアを紹介するイベントが開催されました。そのイベントの特別ゲストは国内外のコンテストで受賞歴のある、ブルガリア人ピアニストのラドスラフ・ニコロフでした。

12月15日に杉並区立桃井第二小学校でブルガリアDAYが開催されました。体育館での特別コンサートでペトーヴェンやショパンの美しい曲を弾くラドスラフ・ニコロフのピアノ演奏に生徒たちは夢中でした。コンサートの前に、日本でブルガリアの民族音楽とダンスを広めている石坂史朗とヨルダン・マルコフのパファーマンスがあり、ブルガリア大使館ペタル・ニコラエフのブルガリア紹介もありあした。

このイベントは金子直美が立ち上げた日本・ブルガリア青少年文化交流協会が主催し、杉並区、駐日ブルガリア共和国大使館が協力をしました。

12月16日に杉並区交流協会が毎年開催する「海外文化セミナー」ではブルガリアが紹介されました。

開会のあいさつでマリエタ・アラバジエヴァ大使がブルガリア人も住む杉並区と、ブルガリアとの交流がより活発化し、そしてこのイベントを通じて来場者の皆さんにお気に入りのブルガリアを見つけていただきたいと申し上げました。

ブルガリアの民族衣装と写真パネル、「バラの国の唄が聞こえる」原画、トロヤン陶芸品などが展示されました。また、ブルガリアワイン、蜂蜜、バラの製品、民芸品も好評でした。サンバルカンの皆さんがブルガリア民族舞踊を披露し、そしてブルガリア大使館のペタル・ニコラエフと日本ブルガリア経済委員会の佐々木文徳が合計5回ブルガリアについての講演を行いました。

コンサートホールでの皆さんはラドスラフ・ニコロフの素晴らしい演奏でクラシック音楽を堪能し、また「バルカン」とその仲間たちによる民族音楽のパフォーマンスで元気をもらいました。

このイベントは杉並区交流協会が主催し、日本・ブルガリア青少年文化交流協会、ブルガリア民族音楽グループ「バルカン」、駐日ブルガリア共和国大使館や、そのほかにも多くの有志団体とブルガリアの友人が協力をしました。会場では杉並区在住の留学生ボランティアも一生懸命サポートしてくださいました。