大阪で第1回ブルガリア語弁論大会を開催
15 December 2023 News2023年12月9日に大阪で第1回ブルガリア語弁論大会が開催されました。
駐日ブルガリア共和国大使館が主催し、大阪大学外国語学部共催、在日本名誉領事の平野譲様、宗政寛様、川村和夫様に協賛いただき、日本国外務省、日本ブルガリア協会に後援いただきました。
大会には19名もの出場者(オンライン2名、対面式17名)が参加しました。北海道大学、上智大学、大阪大学、神戸市外国語大学、京都外国語大学の学部生と大学院生、そして個人でブルガリア語を学んでいる出場者もいました。スピーチは3分以内で、テーマは自由、出場者は「私とプロヴディフ」、「ヴェリコ・タルノヴォの坂」、「私の学生生活と外国語」、「ブルガリア民謡の魅力」、「カルチャーショックと私」などについて熱弁をふるいました。当日のプログラムとスピーチの要約はこちらでご覧になれます。
大会結果は以下の通りです。
第1位 両川 唯人(神戸市外国語大学)「私とプロヴディフ」
第2位 梅原 諒 (大阪大学)「私の学生生活と外国語」
第3位 瀬下 政也 (自営業)「私のブルガリア語の歩み」
ブルガリア大使特別賞 福本将也 (日本語教師)「家族との付き合い方」
「ブルガリア大好き」特別賞 佐藤美由紀 (歌手)「ブルガリア民謡の魅力」
奨励賞 品川 音弥 (北海道大学)「ヴェリコ・タルノヴォの坂」
そのほかに于 拙(大阪大学大学院、テーマ「カルチャーショックと私」)と石田晧之(会社員、テーマ「バニツァ作り方は難しい」)が入賞しました。
審査員:
マリエタ・アラバジエヴァ 駐日ブルガリア共和国大使
猪谷 晶子 日本ブルガリア協会理事長
菅原淳子教授 北里大学常任監事
マルガレット・ディミトロヴァ教授 ソフィア大学 (オンライン)
ゲンチョ・バネフ教授 アテネ大学 (オンライン)
アレクサンドラ・ミラノヴァ准教授 ブルガリア科学アカデミー (オンライン)
優勝賞のブルガリア旅行は平野譲名誉領事が会長を務める株式会社フラット・フィールド・オペレーションズと宗政寛名誉領事が代表取締役社長を務める株式会社サニックスにご提供いただきました。また、日本でブルガリアのヨーグルトを広めた株式会社明治、ブルガリアのローズオイルを使った製品を製造している有限会社メイリリィ、そしてブルガリア共和国観光省も優勝者と出場者全員に記念品を提供してくださいました。
弁論大会が開催された関西では近年ブルガリア語学習者の数が増えており、現在は大阪大学外国語学部、神戸市外国語大学でブルガイア語のコースがあり、また古代ブルガリア語、バルカン学も教えられています。そのほかに日本では北海道大学、東京外国語大学、創価大学でブルガリア語とブルガリア語関連科目が教えられています。日本全国の大学でブルガリア語学習者は70人を超え、ブルガリア語関連科目を履修している学生の数は200以上に昇ります。