ブルガリア大使公邸にて「第2回ブルガリアンアートとファッションデいズ」開催
29 November 2024 News2024年11月27日から29日にかけて駐日ブルガリア共和国大使館は、著名なブルガリア人デザイナー、イヴァン・ドネフ氏と協力して、「第2回ブルガリアンアートとファッションデいズ2024:文化の架け橋」を開催しました。
今年のイベント「ブルガリア・アート&ファッション・デイズ・イン・ジャパン2024:文化の架け橋」は、ブルガリア外務省の助成により開催されました。
11月27日、ブルガリア大使公邸でイヴァン・ドネフ氏のオートクチュール・コレクションのファッションショーが開催され、20着の作品が披露されました。コレクションのメインカラーは、白、黒、ゴールドの3色で、それぞれ「絵画」に見立てて紹介されました。3つのカラーの絵画に続いて、4つめの「絵画」は「経験の絵画」と題され、リサイクルの素材で環境保護の重要性、海の綺麗な水、ブルガリアと日本の伝統に捧げられました。
ショーのフィナーレでは、ブルがリアと日本に捧げられた衣服が発表されました。日本に捧げる衣服は満開の桜からインスピレーションを得たドレスで、それを着たモデルの手には茶色のウール糸で作られた枝と、手染めのコットンで作られた桜の花がありました。
ブルガリアに捧げられたドレスは、ブルガリアの全国の女性により寄付された数百の伝統的なかぎ針編みから作られました。このドレスは「祖母と母の黄金の手から」というプロジェクトに捧げられ、数世紀にわたって守られてきた伝統を伝えています。紅茶とコーヒーの染みは、喜びや悲しみ、人々の出会い、一緒に過ごした時間を物語っています。デザイナーのイヴァン・ドネフは、人間の経験を物語るものとして、思いの詰まったかき針編みレースをそのまま使い、見る人を感動出せました。
ファッションショーの合間に音楽パフォーマンスも披露されました。プロ太鼓奏者エヴァ・ケストナーと石坂史郎氏は、日本の太鼓とブルガリアの「Tupan」というドラムの演奏を披露し、日本のパフォーミングアーティスト下地優子氏は、ブルガリアと日本の伝統舞踊にインスパイアされたモダンダンスを披露しました。ファッションショーのゲスト・デザイナー、スネジャナ・中谷氏は、日本の着物生地を使った衣服を紹介しました。
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